お願い事をかなえるには作法が必要 浅草神社

オーラ散歩 浅草「浅草神社」
東京都台東区浅草2丁目3-1
私と友が神聖な土地といわれる浅草を訪れます。

神社の作法
ここで私が友に神社での作法を教えます。鳥居をくぐる前に一礼。
なぜ、ここで一礼するかと言うと、鳥居をくぐる前と後では全く違うエネルギーに変わりますので、お祓いを受ける気持ちでいきます。

鳥居の真ん中を正中といい、ここは神様が通るところですから歩かないようにします。行く時は左側を歩き、帰りの時は右側を歩きます。そして、社殿前に立ちましたら、お賽銭を投げ入れず両手に添えて神様に捧げる気持ちで、そっと静かにお賽銭箱に入れます。

続いて二礼二拍手一礼(2回おじぎをして、2回拍手を叩き、1回おじぎをします)最初の2回のおじぎは次の意味があります。1回目は先祖や守護霊に対して2回目は大神様に対してです。

お願い事
ここで私がこう言います。
「神さまは尊い存在ですので私達の思いは直接は届きません。ですので、中間に位置しているご先祖様や守護霊に聞いていただき、向こうの世界の方に伝えてくれるのですが、あまりにもくだらないお願い事であれば、先祖様や守護霊のところで却下されてしまいます。」

「願い事をしましたら、先祖様や守護霊に『それを宜しくお伝えください』で1回、2回目は大神様に対して『どうぞ宜しくお願いいたします』と伝えます」

歴史
628年(推古天皇36年:最初の女帝)、飛鳥時代の猟師 檜前浜成(ひのくまのはまなり)・武成(たけなり)の兄弟が宮古川(現在の隅田川)で漁労に精を出していたところ、その日に限り一匹の魚も獲れず、投網に掛かるのはただ人形の尊像だけでした。

しかしそれが観音像とは知らずに、幾度か海中に投げ入れ何度場所を変えても同じ事の繰り返しです。この兄弟は不思議に思い。官吏の土師中知(はじのなかとも)に相談に行ったところ同氏は「これぞ聖観世音菩薩の仏像にして現世御利益仏たり、自らも帰依の念深き仏体である」と告げられたのです。

願い叶う
観音様の像であることが分かり、2人は毎日この観音像にこうお願いをいたします。
「吾ら漁師なれば漁労無くしてはその日の生活も困る者故、明日は宜しく大量得さしめ給へ」
と厚く祈念して、翌十九日に再び浦々に網を打ったところ、船中は願いの如く溢れんばかりの魚に満ち足りたのです。その後、官吏の土師中知は僧になる事を決意し剃髪しました。

そして、自宅を寺とし浅草寺が草創されます。

御朱印
御朱印とは、神社が参拝者に来て頂いた方々向けて押印される印章、印影のことになります。その他に参拝した日付、社寺名やご祭神やご本尊の名前などを墨書きする場合もあります。

御朱印の歴史は古く、確認できるうちでは、室町時代末期から江戸時代初期の存在していて、自分で写経をしたものをお寺に納めた証明に頂くものでした。江戸時代に社寺参詣が一般化し、神社でも参拝の証しとして御朱印が授与されるようになったといわれております。

御朱印を受ける場合の心得
〇 最初、本殿に向かい参拝します。鳥居の前で一礼、手水舎で清め、社殿前でニ礼ニ拍手一礼の作法にて行います。

〇 窓口にてご希望の御朱印をお伝えし、御朱印帳をお開きになりお出しします。

〇 ボタン付きのカバーや、栞(しおり)が挟んである場合は判子が押しにくいので、予め外してください。また綴じ紐などは緩めておいてください。

〇 ご朱印の書体は書き手によって変わりますので、予めご了承ください。

〇 御朱印は参拝の証ですので、しかるべき御朱印帳をご持参下さい。浅草神社の御朱印帳は赤・青・緑の三色となります。

つづいて、
 浅草「たぬき通り商店街」
運気アップのパワースポットですよ

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